今いる場所がCAのどの辺かすら理解していないが、とにかく今日は予定が無い。こんなことは11回の渡米の中で初めて。
とりあえず起床し、モーテルをチェックアウトする。
ん?
外に出ると...なんか臭い。牛の匂い。
目の前にあったデニーズで朝ごはん。他にないし。
メキシコ行きを決めていたのに流れてしまった。取引先等は祭日で全てやってない。てことは自由。
やりたいことは2つ
1.とりあえずメキシコ(ティファナ)に行く。
2.ボディボードを買って海に入る。
去年はCostcoでボディーボードとウェットを買って海に行った。ちょう楽しくて、再びやりたいことの一つ。メキシコは前回の帰る前日の夕方にちょっとだけ入ったが、時間に追われた。もっと味わいたい。
悩んだ末、とりあえずメキに行くことにした。そのまま5号を南下しればメキに着いちゃう。
そうと決めたらひたすら走る。天気は晴れ。両側に畑しかない5号線のドライブも楽しい。荷物が満載なのがウザイけど...
LAに近づくにつれて景色が変わってくる。街が出てくるから。
道路は空いている。走り慣れたLAをスルーしてひたすら南下する。
昼1時過ぎ、途中にあったレストエリアに入る。

そこにあったベンチでちょっとお昼寝。最高に気持ちいい時間。

時たま見える海を右手に見ながら南下し、サンディエゴの高層ビルも通り過ぎるとメキシコまではそんなにかからない。ワクワクしてくる。
出口だけは間違えてはいけない。レンタカーは保険がカバーされないらしくてメキに入れないとのこと。最終の出口を見落とさないように注意する(そういう表記が出る)。
スムースにフリーウェイを降り、去年と同じパーキングに車を入れる。1日止めれて$7。
$200のキャッシュと、クレジットカード1枚とパスポートとデジカメ以外は全部車に置いていく。ちょっと不安だが、持っていくのはもっと不安。
テクテク歩いて国境を越える。ここまでは去年と同じことをするだけ。同じようにチェックもなにも無く入国。タクシーの呼び込みをシカトしながら歩く。今回は歩いて行けるとこまでいってやるつもり。

とりあえず歩く。道という道をひたすら歩く。店にも入る。写真も撮る。どこでゴハンを食べるか悩みながら歩く。




ティファナは観光地。チャヴィラもティファナは本当のメキシコでは無いと言っていた。でも、俺にはとても新鮮で楽しい。

ストリップの呼び込みをシカトしながら、前回気になっていた店でゴハンを食べることにした。道路までガンガン聞こえるくらいに音楽を流しているお店。
エルトリートという店だが、日本のタコス屋とは関係ないんだと思う。2階に窓は無く、外が見渡せる。ダンスフロアもあって、白人の女子二人がノリノリで踊っていた。

ドリンクのメニューは無いという。アメリカに戻ったら運転するからアルコール無しでというと、ストロベリーのスムーシーを作ってくれると。
トイレに行く。入り口に老人が座っている。用を足していると、プチエミネムみたいな白人が寄ってきた。
「コロンビア人か?」
...それ、どんなの?
ドラッグあるか?ということだったが、あるワケねぇだろ。
洗面所に行くと、さっきの老人がお湯を出してくれて、手を拭く紙をくれる。$1を渡す。
テーブルに戻るとドリンクが2個置いてある。早速ぼったクリが始まったかと思い言うと、2個で1個の価格だとのこと。意味わかんねぇ。
飲もうと思って思い出した。以前言われていたこと。
「メキの水は飲むな」
コレ氷じゃん?てことは水じゃん?
...のめねぇ。
フードをオーダーする。グアカモーレとオニオンスープ。コレはホントに美味しかった。
店員のおねぇさんが、ビンを持って回ってきた。有無を言わさずいきなりタオルをあてがって顎をつかむとビンから液体を口に入れてきた。なんかお酒。ティファナにようこそとか言いながら。
さっきのスムーシーに吐き出した。お酒は一切飲めないと伝えると、スムーシーを交換すると言ってきたが、いらねぇしだから断った。
オススメのフードを聞く。エビがたっぷりライスに載っているのにした。
う〜ん、美味しい。コレはヤバイっすね。さすがに飲み物が無いと辛いのでボトル入りの水を頼むと、冷えてないボトルの水と氷入りのグラスが来る...。当然グラスには入れずにボトルだけで飲んだ。
全部で$40くらい払った。高いような気もするが、観光地だし。チップを払い店を後にする。
再びプラプラする。アダルトショップがあったので入ってみるが、むなしいのですぐ出る。


結局買い物は何もしなかった。日が落ち始めたのでアメリカに戻ることにする。
来た道を戻る。臭い川の流れる橋を渡ってボーダーまで戻ると...
すげ〜〜〜列。
メキに入るのはノーチェック。ところがアメリカに入るのは入国審査がいる。去年も1時間半くらい並んだ。今回はその時のレベルではなく並んでいるエンドが見えない。
途方にくれる。あれのエンドに並んで、いつ順番が来るんだろう?そうこうしている間にもどんどん人が歩いていく。
日が落ちてきて寒くなってきた。疲れてもいる。そして何よりも足が痛い。
明日は午前中にコロナという街にある取引先に行く。朝にココを出れば全然間に合う。
ティファナの街に戻る。ここで一泊することにした。
モーテルがあった。良さげなモーテル。ところが部屋が無いという。次のモーテルはOK。$35。キャッシュで払う。
鍵を貰い部屋に向かう。なんか汚い。通路では怪しい人がたむろしている。部屋に入ると...鍵が...頼りなさ過ぎる。昔のトイレにあるような鍵が2個。しかも一個はすでに見る影も無い。
電気がつかない。簡易シャワーがあるところは点いたが、お湯が出ない。こんな部屋で初メキシコの夜を迎えたくない。
文句を言いに行った。チェックすると言うが、キャンセルしたいと言ってみる。ところがダメだと。
すったもんだする。相手は4人。ちょっとというか結構分が悪い。カウンターをバンバン叩くほどお願いしたが、ダメだった。最後は無言で向かい合う。
結局$20だけ返してもらってそこを後にした。無駄をしたが、あそこで過ごすよりいい。
ちょっと小奇麗でちゃんとしているっぽいホテルに入る。普通のホテルって感じ。価格はなんと$36!
最初からココにすればよかった。高い勉強代を払ってしまったが、取られた$15と足して$51のホテルに泊まったんだと自分に言い聞かせる。
エレベーターもあって、廊下も部屋もキレイ。ボーイが部屋まで連れて行ってくれたので$1あげる。
とりあえず一安心。
さて、どうするか。
とりあえず外に出る。夜のティファナは雰囲気が違う。ピックアップトラックの荷台にライフルを持ったポリスが4人乗り込んでいる。う〜ん、リアルな感じ。そんなのが必要な街ってこと?

なんかコワイなぁとか思いながらプラプラする。お腹はそんな空いていないし、何より足が痛い。マトモに歩けないくらいに痛くなった。
見ると水ぶくれが出来ていた。結局靴は買わずにサンダルのまま。そりゃダメだよな。
ホテルに戻る。向かいにあったHARDROCK CAFEでも行こうと思ったが、もう本気で疲れている。水ぶくれを潰すべきかどうか悩みつつ、シャワーを浴びる。替えの服は無いから同じものを着る。
TVでアメリカのドラマをやっていた。DR.ドレとスヌープとエミネムが演じているドラマ。パトカーが前の通りでサイレンを鳴らす音を聞きながら、それをベッドに横になって見る。くだらない内容だが、スパニッシュの番組を見るよりはまだ内容が分かる。
初のメキシコでの夜。結局そのドラマを全部見ることなく眠りに落ちた